トップ > 建築学科とは > 学習教育到達目標
■教育方針を満足する教育到達目標・内容(本科・専攻科の区別) (シラバスより)
a)本科学習・教育到達目標
 A 広い視野から建築に関する問題を捉え,解決できる技術者をめざす
   ・与えられた設計条件の下で,様々な問題を解決しながらバランス良くデザインし,提案する能力を身につける.
 B 建築に必要な基礎知識を備えた技術者をめざす
   ・建築分野に必要な知識や技術を学習し,それらを応用して問題を解決する能力を身につける .
 C 実務能力を備えた技術者をめざす
   ・建築図面を読み取る能力を持つ.
   ・ドローイングやCADによる作図技術や模型製作技術を身につける.
 D コミュニケーション能力が優れた技術者をめざす
   ・図面や文章などにより,設計意図や内容を十分に伝達できる説明力とプレゼンテーション力を有する.
 E 文化に通じ倫理観を持つ技術者をめざす
   ・日本や世界の文化や歴史を,多面的に認識する


b)専攻科学習・教育到達目標
 A 広い視野を備え問題解決能力を持つ技術者をめざす
   ・社会の変化・要請を捉えて、問題を分析・抽出し,様々な条件の下,専門知識・技術を用いて,問題を解決するもしくは新たな提案を発する能力を習得する
 B 確かな基礎知識と応用能力を備えた技術者をめざす
   ・数学、自然科学および情報工学の基礎理論に裏打ちされた知識や技術を体系的に習得する.
   ・建築分野の必要な基礎的知識や技術を習得する
   ・建築分野の実社会に必要で役立つ知識や技術を応用して問題を解決する能力を習得する.
 C 実務能力を備えた技術者をめざす
   ・実験・実習を通して、計測技術やデータ分析法、報告書作成能力を習得する
   ・図面判読能力および,設計意図・内容を十分に伝達できる説明力とプレゼンテーション力(記述・作図技術や模型製作技術),討議能力を習得する
 D コミュニケーション能力が優れた技術者をめざす
   ・日本語により論理的な記述、口頭発表、討議等ができる.
   ・英語文献などの読解力と基本的な英語コミュニケーション能力を習得する
 E 文化に通じ倫理観を持つ技術者をめざす
   ・日本や世界の文化や歴史を、地球的な視点から多面的に認識し、建築技術が社会に与える影響を理解する能力を習得する
   誠実かつ信頼される技術者としての誇りと責任感を習得する


専攻科生に期待される能力

(0)共通
  (A)建築に関する基本的な知識(用語,法規等)を体系的に理解し,それらを応用して,問題を解決することができる.
  (B)諸条件を満足した上で,論理的な思考に基づいて,独創的なプランや研究をまとめることができ,図面や文章により正確に伝えることが出来る.

(1)建築設計・計画(都市計画,建築史を含む)
  (A)与えられた設計条件を的確に把握し,創造性豊かな,芸術的感動を与える建築空間を作り出すことが出来る.
  (B)既に学習した設備や構造などの知識や技術を考慮しながら,自らが作ろうとしている建築空間を3次元的に理解した上で図面を作成することが出来る.
  (C)設計意図や内容を十分に伝達できる説明力とプレゼンテーション力を有し,質疑に対し適切な説明が出来る.
  (D)建築物の設計に関わるプロセスと,設計者(建築家)の役割を理解している.
  (E)都市の形成過程,都市問題,都市計画理論,都市と建築の関係を理解し,計画立案にどのようなプロセスが必要かを説明できる.
  (F)建築発展の過程(歴史)を把握し,将来の建築デザインの礎とする.

(2)建築環境・設備

  (A)建築環境分野の光環境・熱環境・空気質環境・音環境に関する専門用語及び基礎理論を体感しながら理解し,定量的な評価ができる.
  (B)建築設備に関する専門用語及び基礎理論を理解し,基礎的な設備計画及び負荷計算ができる.
  (C)建築と地球環境との関わりを理解し,環境問題のメカニズムや環境対策技術を説明できる.

(3)建築構造
  (A)建築物やその部材に外力が作用した場合,支点に達するまでの力の流れ方や,部材に作用する応力度や各部の変形などが算定できる
  (B)木造,鉄筋コンクリート構造,鉄骨構造で作られた建築物に対して,構造計画や構造図や構造計算書が理解できる.
  (C)許容応力度による設計法と終局強度型の設計法の違いが分かり,それぞれの荷重の算定方法が理解できる.

(4)建築材料・生産
  (A)木材,鉄鋼,石材およびコンクリートなど,建築物に使用される構造材料の性質および使用方法を説明できる.
  (B)外壁材,内壁材,天井材および床材など,建築物に使用される非構造材料の性質および使用方法を説明できる.
  (C)建築生産の全体の流れを理解し,それぞれの工程の内容と責任を説明できるとともに,現場における様々な業務を理解する.

(5)情報処理
  (A)パソコンを用いて報告書および発表用のスライドや資料を作成することができる.
  (B)報告書の形式,発表の形式を理解し,それぞれの方法によって,他人との意思の伝達ができる.
  (C)CADを用いて2次元および3次元の描画ができ,それを建築設計製図に活かすことができる.

(6)建築法規
  (A)建築基準法,都市計画法,建築士法,建設業法等の関連法規についての概要を理解している.
  (B)設計や施工に際して,確認しなければならない法令の項目がわかる.

(7)工学実験
  (A)木材,鉄筋,コンクリートの基本的な性質を理解し,試験方法を説明できるとともに,RCはりの施工方法を理解し,理論的な計算ができる.
  (B)講義によって学習した建築構造力学の知識を用いて,実験により生じた現象を理解し,それらをレポートとして記述できる.
  (C)トランシット,レベルの簡易な使用法を知っている.
  (D)建築環境工学の知識を用いて,自ら計画して,建築環境の実測による定量的な評価ができる.


表2 学習・教育到達目標と基準1の(1)の(a)〜(i)との対応

「建築学」教育プログラムの学習・教育到達目標

A

広い視野を備え問題解決能力を持つ技術者をめざす

A<設計製図,卒研>
社会の変化・要請を捉えて、問題を分析・抽出し,様々な条件の下,専門知識・技術を用いて,問題を解決するもしくは新たな提案を発する能力を習得する

B

確かな基礎知識と応用能力を備えた技術者をめざす

B-1<自然科学科目>
数学、自然科学および情報工学の基礎理論に裏打ちされた知識や技術を体系的に習得する

B-2<建築基礎科目>
建築分野の必要な基礎的知識や技術を習得する

B-3<建築応用科目>
建築分野の実社会に必要で役立つ知識や技術を応用して問題を解決する能力を習得する

C

実務能力を備えた技術者をめざす

C-1<実験>
実験・実習を通して、計測技術やデータ分析法、報告書作成能力を習得する

C-2<設計製図>
図面判読能力および,設計意図・内容を十分に伝達できる説明力とプレゼンテーション力(記述・作図技術や模型製作技術),討議能力を習得する

D

コミュニケーション能力が優れた技術者をめざす

D-1<設計製図,卒研,一部の国語>
日本語により論理的な記述、口頭発表、討議等ができる.

D-2<英語科目>
英語文献などの読解力と基本的な英語コミュニケーション能力を習得する

E

文化に通じ倫理観を持つ技術者をめざす

E-1<人文社会科目>
日本や世界の文化や歴史を、地球的な視点から多面的に認識し、建築技術が社会に与える影響を理解する能力を習得する

E-2<技術者倫理>
誠実かつ信頼される技術者としての誇りと責任感を習得する


JABEE教育到達目標(基準1)

地球的視点から多面的に物事を考える能力と素養

技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解(技術者倫理)

数学、自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力

該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力

種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力

日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力

自主的、継続的に学習できる能力

与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力

チームで仕事をするための能力

 

参考資料2 本校教育到達目標と建築学教育プログラム教育到達目標との対比(2004.11.30)

<本校教育到達目標>

本校では,新しく,次のような教育到達目標を設定し,教職員と学生の不断の努力と緊密な協力によって, これに向かって鋭意努力を集中している。
 1 社会の変化と要請を的確に捉え,ものづくりを多面的に認識し,実現可能なシステムを構築できる技術者の養成
 2 実験・実習で培われる豊かな体験と基礎理論の深い理解との融合から生まれるエンジニアリング基盤の確立
 3 問題意識と考える力を持ち,自ら学習することによる創造力と実践力を備えた技術者の養成
 4 科学的な分析に基づく論理的な記述力,明解な口頭発表能力,十分な討議能力,および国際的に通用するコミュニケーション能力の習得
 5 世界の文化・歴史の中で,技術が社会に与える影響を考え,自らの責任を自覚し誇りを持つことのできる技術者の育成 

<建築学教育プログラム>
 A 広い視野を備え問題解決能力を持つ技術者をめざす
  ・社会の変化・要請を捉えて、問題を分析・抽出し,様々な条件の下,専門知識・技術を用いて,問題を解決するもしくは新たな提案を発する能力を習得する
 B 確かな基礎知識と応用能力を備えた技術者をめざす
  ・数学、自然科学および情報工学の基礎理論に裏打ちされた知識や技術を体系的に習得する.
  ・建築分野の必要な基礎的知識や技術を習得する

  ・建築分野の実社会に必要で役立つ知識や技術を応用して問題を解決する能力を習得する.

 C 実務能力を備えた技術者をめざす
  ・実験・実習を通して、計測技術やデータ分析法、報告書作成能力を習得する
  ・図面判読能力および,設計意図・内容を十分に伝達できる説明力とプレゼンテーション力(記述・作図技術や模型製作技術),討議能力を習得する
 D コミュニケーション能力が優れた技術者をめざす
  ・日本語により論理的な記述、口頭発表、討議等ができる.
  ・英語文献などの読解力と基本的な英語コミュニケーション能力を習得する
 
E 文化に通じ倫理観を持つ技術者をめざす
  ・日本や世界の文化や歴史を、地球的な視点から多面的に認識し、建築技術が社会に与える影響を理解する能力を習得する
  ・誠実かつ信頼される技術者としての誇りと責任感を習得する

従って,次の対応表となる.

建築学教育プログラム

本校教育到達目標

A

@

B

A

C

AB

D

C

E

D

ただし,「卒業研究」と「特別研究」には,Bを付加する.




Department of Architecture, National Institute of Technology, Toyota College